https://x.com/himasoraakane/status/1787073833939480749
そのとき暇空は、ふと顔を上げました。と、堀口がまた未遂さつよこしたではありませんか。こないだ個人情報をボロンしやがった、あのちんぎつねめが、またいたずらをしに来たな。
「ようし。」
暇空は、立ち上がって、納屋(なや)にかけてあるスマホを取って、警察に通報しました。
そして、群馬の父親がよばれて、今、戸口を出ようとする堀口を、ドンと捕まえました。堀口はインターネットから消えました。暇空は様子を見ました。しばらくすると、さまざまな嫌がらせやスクリプトが止まっているのに気がつきました。
「おや。」と、暇空はびっくりして堀口に目を落としました。
「堀口、お前だったのか。いつもすくりぷとをくれたのは。」
堀口は、ぐったりと目をつぶったまま、うなづいたのかも知れません。
時事系は、途端に泣き崩れました。すまないな。もう贅沢品は買えない。(おわり)
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